
ブーツキャップ消しゴム。
メーカーは「ミツカン」。お酢メーカーのあの「ミツカン」ではないです。
昭和を代表するセルロイド製のマーブルや花柄の筆箱、
わかりやすいのが石鹸のケースですかね。などを製造していた
イメージがあります。
このブーツキャップ消しゴムも、かなりのレトロアイテムです。

箱の裏面はクローゼットのようなイラスト。
写真を撮っているときに、
「1本50円?それとも5本で50円?」と物議を醸しましたが
「1本50円って高くないか?」と思いつつ、
小学生が5本セット350円という高額な文具を手軽に買えるとは思えず。。
5本50円だったら、かなりお買い得なセットです。
(結局うやむやになりました(笑))

中はこんな感じで、カラフルなブーツ型のキャプが入っています。
そして。。。かなりの厚底仕様となっております。
ロンドンブーツが流行っていたのかもしれません。

今流行の
ハンターやエーグルのブーツのような洗練されたフォルム!

消しゴムはココにセットされています。
多分、この消しゴムだと消しても紙が真っ黒になりますね。

鉛筆キャップには消しゴムが付いているタイプがほとんどで、
キャップを差しとけば消しゴムを持ち歩かなくてもいいという
便利さがありました。

鉛筆を差すと本当に足のように見えます。
一応、学校は勉強する場所のため、このブーツキャップを
学校に持っていけるかどうかのジャッジは小学生をかなり
悩ませたことでしょう。
そんなことは「おかまいなし」に
小学生を誘惑して止まなかった昭和の文具たちは、今の時代
にはない、ユーモアがたくさん詰まっています。

ちなみに鉛筆キャップを買ったとき、
早く使いたいんだけれど鉛筆が長すぎてキャップを付けると
「筆箱に入らない」難点がありました。
私はこっそり鉛筆を削っては芯を折って鉛筆を短くしていたものです。
今考えれば「反エコ」ですね〜。